the Disc of this week Back Number |
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George McCrae “Rock Your Baby'" (1974) ちょっとぉ、みんなぁ、見たぁ? あの人陰気だから毎週日曜、教会にお参りに行ってるのよ、きっとぉ。 なんたってソウルは黒人のダンス・ミュージックよ。踊れなきゃ。 曲書いてる人とかバックの人は白人なの? このジョージ・マックレーって人ったら、ちょっと悔しいことに、 えっ? その後は、鳴かず飛ばずの一発屋? フェイムのマスターが選曲した、あんなしみったれたの聴いてメランコリーな 注: |
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The Impressions “The Impressions'" (1963) まだ実家に住んでいて自室でよくレコードを聴いていたころのこと。 カーティス・メイフィールドは、後に多大な影響を与えたソウル・ジャイアントの筆頭として真っ先に指を折るべき偉大なお人。 カーティスは、70年代に入ってのソロ時代、ニュー・ソウル・ムーブメントの推進者、立役者としての頃が一番モテはやされてる感があるが、それこそ、「オイオイ、バカ言うなよ、なに勘違いしてんだよ」と言いたい。 しかし、だからって そう、ジャンルを飛び越えレゲエの連中までをも虜にしたのは、カーティスの作る音が粋だったからだ。 しかし、一聴すると軽いカーティスの歌もじつはゴスペル仕込み、深い祈りのように瑞瑞しく艶やかで奥深い。 今でも、お店でレコードをかけてる時、迷い箸よろしく迷いレコード状態になるとついついこのレコードのところに視線がいってしまう。 |
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Force M.D.'S “Chillin'" (1985) メンバー全員のソロ・プロジェクトがそれぞれ大成功した今や伝説的なスーパーグループ、ニュー・エディションが2ndアルバムから、「クール・イット・ナウ」「ミスター・テレフォン・マン」の連続ヒットで快進撃を始めたのが'84。 ヒップ・ホップ・レーベルのトミー・ボーイからのデビュー作は、レーベルカラーを反映させた箸にも棒にも引っかからないろくでもないヒップホップ作品だったが、その中に一曲、「Tears」という悶絶スウィート・バラードを収録。 次作からは「Love Is A House」という素晴らしいNo.1ヒットを生み出し、'88には来日してヒップホップ以降のスタンダップ・コーラス・グループの新たなスタイルを確立させたステージマナーを披露。彼らの時代はすぐそこまで来ていた。 結局は志しなかばで彼らの歴史は強制終了してしまうわけだが、それでも彼らこそが、'80年代No.1コーラスグループだったと言いたい。 |
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Spinners “Love Trippin'" (1980) スピナーズといえば、モータウン・クラシックスとして大人気の「It's a Shame」('70)や、No.1ヒットを連発していたフィラデルフィア録音時代('73〜)こそが最高だという声がほとんどだろうが、私にとってのスピナーズはなんたってこのアルバム。 ソロ・シンガーとして名を馳せていたジョン・エドワーズが、スピナーズに加入したのが'78のこと。 とにかく、その「Working My Way〜」の流れを大爆発させた、ジョンの先生サム・クックの曲を取り上げた「Medley-Cupid/I've Love You For A Long Time」が絶好調。 正直言うと、このアルバム収録で彼のスピナーズ在籍時のバラード最高傑作と言われる「Now That You're Mine again」を聴くと、ソロ時代の濃密さやスケールの大きさというものはかなり希薄になったと言わざるえない。しかし、彼は時代に寄り添って生きて行くこと、名より実をとることを選択したのだ。その選択が正しかったから、彼は長らく芸能界で禄を食むことができたのだし、そのお陰で私達は彼の歌を聴きつづけることができたというわけだ。 ジョン・エドワーズは、ディスコミュージックの洗礼でズタボロにされたシーンのど真ん中で踏ん張ってきたツケからか、その歌唱力が過小に評価されてるような気がしてならない。本来なら名シンガー列伝に名を連ねるべき実力者であるのに。 君たち、もっとジョン・エドワーズの歌をありがたがりなさい。 ちなみに、モータウン在籍時初期スピナーズは「It's a Shame」よりなんたって「Truly Yours」が最高。 |
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MAZE featuring Frankie Beverly “Inspiration" (1979) 温泉は今や日本を代表するレジャーの一つと言える。みんな大好き温泉。しかし、そんな中、栄枯盛衰よろしく激しく廃れていってる温泉街というのもある。そんな廃れ温泉街の典型的なパターンは、温泉→エロ、という図式を引いていた昔ながらの団体客主体の大柄な街だ。今や大衆はひなびた温泉宿を望んでる。時代は“エロ”ならぬ“エコ”というわけだ。 あるジャズファンが宣うには、“ソウルなんてバカでセックスのことしか頭にない奴がやる音楽”らしい。 |
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O.V.Wright 『 A Nickle A Nail and The Ace Of Spades 』 (1972) “癒し”とかいう言葉が普通に定着した現代。“癒し”系とかいうの? 皆さんお疲れで音楽で癒されたいらしい。 |
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Dayton 『 Feel The Music 』 (1983) 一言に“ソウル・ミュージック”と言ってもそのスタイルはあまりに多種多様。 |
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Honey Cone 『 Soulful Tapestry 』 (1971) デビュー時、つまり幼少の頃のマイケル・ジャクソンの歌声はまさに“神に祝福された”かのような素晴らしいものだった。大きな成功とその天真爛漫な歌いっぷりは多くのフォロワーを生んだが、その芸風に唯一真っ向から渡り合えたのは実は直系のフォスター・シルヴァーなんかではなくこのアルバムの主人公、リードを取るエドナ・ライトだったんじゃないかと、ちと声を大にして言いたい。 ナンバー・ワン・ヒット「Want Ads」「Stick-up」のハツラツと気っ風の良い歌いっぷりは、威勢のいい啖呵を聞いてるようで痛快爽快。 そして決定打は「The Day I Found Myself」。なんだかよくわからん“ほのぼの切ない”この感じは聴く都度にワタシの心をヒドくうろたえさせてくれ気持ちよい。素敵。 |
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The Modulations 『 It's Rough Out Here 』 (1975) 一部には“フィリーの音と彼等のボーカル・スタイルが合わない”とかいう声もあったらしいが、そんなトンチンカンな意見には“バカこくでねぇ!”と強く異を唱えたい。 彼等は全盛期のフィリーのバックを使い新たな地平(フィラデルフィア・ファンク・サウンドとも呼ぶべき)を目指していたのだ・・・・・・・・・・たぶん。 とか言いながら私自身も昔はその重要な冒頭の2曲を飛ばして聴いていたのだけどね。 なんたって3曲目の「Love at Last」はあまたあるフィリー・ダンサーの名曲群の中でも珠玉の一発だかんね。それと、B面1曲目の「I'm Hopelessly in Love」。曲途中のブレイクからホーンが入ってくるところは座ってる椅子から腰を浮かし両の拳を合わせ“おぉ!フィリー”と思わず叫んでしましそうなくらいイカしてる。 |
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Earth, Wind & Fire 『 Spirit 』 (1976) 前々作『That's The Way〜』(1975)、前作『Gratitude』(1975)の大成功で グループ創生期の暗中模索から抜け出し、アース・サウンドが確立された彼等の最高傑作がこれ。 しかし、その特異なサウンドが確立されたがゆえに、 その後の爆発的人気と“音楽的失速”というパラドックスがチラチラかいま見えるのが切ないアルバム。 それだけにのちの彼等には見られない、 フィリップ・ベイリーが熱唱する「Imagination」のような曲の高揚感が美しい。 う〜ん、ミュージック・ビジネスは悲しい。 |
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